AWS EC2インスタンスのセットアップと運用
Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)はAWSが提供する仮想サーバーサービスです。 数分でサーバーを立ち上げられ、スペックも必要に応じてスケールできます。 本記事ではEC2インスタンスの作成から初期設定までを解説します。
インスタンスタイプの選び方
- t3.micro: 開発・検証用。無料枠対象
- t3.small / medium: 小〜中規模Webアプリ
- m6i.large: 汎用本番ワークロード
- c6i.xlarge: CPUバウンドな処理向け
セキュリティグループの設定
最小権限の原則に基づき、必要なポートだけを開放します。
# Webサーバーの場合
HTTP (80) - 0.0.0.0/0
HTTPS (443) - 0.0.0.0/0
SSH (22) - 自分のIPのみ
初期セットアップ(Ubuntu)
# パッケージ更新
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
# タイムゾーン設定
sudo timedatectl set-timezone Asia/Tokyo
# swap作成(t3.microなど低メモリ向け)
sudo fallocate -l 1G /swapfile
sudo chmod 600 /swapfile
sudo mkswap /swapfile
sudo swapon /swapfile
Elastic IPの割り当て
EC2インスタンスは停止・起動するとパブリックIPが変わります。 固定IPが必要な場合はElastic IPを割り当てましょう。 ただし、インスタンスに紐付けていないElastic IPは課金対象になるので注意してください。
CloudWatchでモニタリング
CPU使用率、ネットワーク転送量などを CloudWatch で監視し、アラートを設定しておくと障害に早期対応できます。
まとめ
EC2は柔軟性が高い反面、管理コストもかかります。 静的サイトやコンテナ化されたアプリは S3+CloudFront や ECS/Fargate も検討してみてください。